積算評価（せきさんひょうか）とは

土地と建物の価格をそれぞれ計算し、足し合わせて算出する物件価値の評価方法のひとつ。

積算評価を詳しく解説

積算評価とは、土地と建物の価格をそれぞれ計算し、足し合わせて算出する物件価値の評価方法です。不動産の価値を評価する計算方法のひとつで、土地の価値と建物の価値をそれぞれ別に現在価値による評価を行い、それを合算するという評価方法です。積算評価は、その土地に同じ建物を建てるとしたときにかかる費用（再調達価格）を求めるという考え方で不動産の評価を行います。つまり原価を計算するので原価法とも呼ばれます。積算評価では、以下の2つの要素で物件価値を算出します。

A.土地の価格：路線価×土地面積
B.建物の価格：再調達価格×延床面積×（法定耐用年数-築年数）÷法定耐用年数

積算価格＝A＋B

積算評価の豆知識

積算評価は、融資を受ける際に金融機関の担保査定の評価基準として使われます。積算価格によって融資の可否や金額に影響するので、不動産投資家にとっては重要な数字となります

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