不動産投資の基礎知識

不動産投資に役立つ資格はこれだ!成功するための体系的な知識を武器にしよう!

不動産投資に役立つ資格はこれだ!成功するための体系的な知識を武器にしよう!

不動産投資に資格は必要か?

不動産投資に資格や免許はいりません。例えば不動産の売買や取引、関連するサービスを業としてやっていく場合にはそれぞれの免許や資格が必要となってきます。しかし、不動産投資をすると言う点においては誰にでも始められるものであるのです。一方で誰にでも始められる間口の広い事や、大きな金額の投資であるという事から、正しい知識と適正な判断と素早い対応ができるかが成功の確率を左右すると言っても過言ではありません。そして不動産投資家の中には資格取得者が一般の人よりも多い印象があります。

 

なぜ資格が不動産投資に役立つのか?

不動産投資には不動産関連の法律や税制などの専門的な知識が求められる場面が多くあります。投資でありながら事業という側面もあるので、一見関連がなさそうな簿記、会計の知識や、税金や金融の知識も役に立つのです。
大きく3つの点で資格で得た知識が役立つのではないでしょうか?

「リスクに備えるため」

購入時の判断のみならず、所有後には入居者とのトラブル、建物の破損、退去時の対応など発生するリスクもあります。知識を持っていればそれに対しての備えと対応がよりスムーズに行えます。

「プロと同じ視点で正しい判断をするため」

不動産関連法規をはじめルールや知識を持っていれば、物件選びにおいても不動産会社の言いなりではなく正しい判断が出来ます。契約内容の理解や物件の懸念点に気付くことができるかも知れません。そして確定申告は税理士に丸投げではなく、不動産投資を経営として捉え、税金のコントロールや決算書対策などより拡大への成功確率を上げる事が出来ます。

「取引先からの信頼を得るため」

資格を有しているという点をうまくアピールできれば、取引先からの信頼を得られます。より正確な情報のやり取りができたり、パートナーとして一目置かれるメリットがあります。

 

不動産投資にとても役立つ資格ベスト5

さて、不動産投資に役立つ資格とはなにがあるのでしょうか?「不動産投資すぐやる課」厳選の5つを紹介します

 

宅地建物取引士

不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。
不動産取引に必要な、重要事項説明書面への記名など、宅地建物取引士でないと出来ない業務があります。
不動産の売買・仲介に関する知識や不動産に関連する法律、税制などの知識を身につけることができるので不動産投資を行う際にも役立ちます。
また、不動産投資家の中にはこの資格を有して投資をする事で、金融機関からの信頼を得られたり、資格を活かして、資産管理法人から不動産業者にステップアップをし物件売買を活発にしている事例もあります。

 

賃貸不動産経営管理士

不動産の賃貸管理において専門的な知識を持つ専門家であることを証明する国家資格です。
賃貸不動産を管理する管理会社に、設置が義務付けられている業務管理者になることが出来ます。賃貸不動産において、入居者や大家さんに適切な管理とアドバイスを提供する立場になります。
賃貸不動産の経営・管理に関する知識を身につけることができ、賃貸不動産のオーナーとしても賃貸不動産の収支管理、入居者の募集・管理、建物の修繕・メンテナンスなどの知識が役に立ちます。

 

簿記

経理業務の技能を有するための資格です。お金の流れを把握し、可視化する事が出来ます。
貸借対照表や損益計算書への理解をし、収支バランスを調整したり、確定申告での節税などに役立ちます。

 

FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)

お金に関する知識を深め、将来設計や資産運用に役立てられる資格が「ファイナンシャルプランニング技能士」です。不動産以外にも、家計・年金制度・保険・金融・相続など幅広い知識習得が出来ます。また収支計画などこの知識を活かして不動産投資に役立てることができます。

 

不動産実務検定

民間資格である不動産実務検定は、不動産投資、満室経営、税金対策、建築、ファイナンス、土地活用コンサルティングなど幅広い知識を体系的に学ぶことができます。
合格率も高く、手軽に不動産投資のための知識を得られる資格と言えます。2級、1級、マスターとありマスターになれば、公認のインストラクターとして講義に登壇したりセミナー開催の機会を得て人脈を拡げる事にも役立ちます。

 

不動産投資にとても役立つ資格ベスト5 比較表

 

※2023年10月12日時点の情報です

 

実務向け知識が不動産投資に役立つ資格4選

不動産投資に役立つ資格はまだまだあります。もとは実務に必要な資格で難易度の高い、より専門性の高い知識を有している資格と言えます。それぞれの知識が活きる場面が不動産投資にもあると言う点で選出しています。

マンション管理士

マンションの管理規約の作成・改正、管理費・修繕積立金の徴収・管理、理事会の運営などマンションの管理組合の運営に関する知識を身につけることができる。
マンションのするために役立つ資格
不動産投資を行う際にも、管理組合の役員として活動したり管理組合の運営に関する知識が役立つかも知れません。

 

管理業務主任者

マンションの管理組合の委託を受けて、管理業務を行うための知識を身につけることができるマンションの管理組合の理事会から管理業務の委託を受ける際に必要となる資格。
不動産投資を行う際にも、マンションの日常的な管理業務の実施、入居者からの苦情対応や修繕工事の計画などの知識は役立つ事でしょう。

 

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の価格を適正に判定できる唯一の国家資格です。国や都道府県が行う地価公示や相続税標準地の鑑定評価・固定資産税標準宅地の鑑定評価などを担っています。そのほかにも公共用地の取得や裁判上の評価、会社合併時の資産評価なども行っています。また、不動産のエキスパートとして不動産の有効活用や開発計画の策定に関わったり活躍の範囲が広い資格です。不動産投資においても不動産の価格を鑑定する知識を役立てることができます。

 

司法書士

民事訴訟法上の訴訟代理人、相続手続き、登記手続きなどの法律事務を扱うことができる国家資格です。
不動産投資を行う際にも、法律に関する知識が役立ちます。相続登記の申請、抵当権の設定、法人の設立登記などが関連します。

 

実務向け知識が不動産投資に役立つ資格4選 比較表

 

※2023年10月12日時点の情報です

 

不動産投資に役立つマニアックな資格3選

マニアックといったら失礼ですが、あまり知られてはおらずしかしながら実践的に活用されている資格です。不動産、建築、工事のプロであったり、技能を習得できるものなどバラエティに富んでいます。いずれも不動産投資に役立つ能力でより実践に近い活用がイメージできる資格になります。

 

公認 不動産コンサルティングマスター

公認 不動産コンサルティングマスターは、不動産コンサルティングに関する知識や技能はもちろん、十分な実務経験を持っていることを証明する資格です。 国家資格である宅建士、不動産鑑定士、一級建築士のいずれかの資格を保有していなければ受験資格がありません。不動産コンサルティング技能試験とは、不動産コンサルティング業務を行うために必要な知識、および能力を判定する試験です。試験に合格し、不動産等に関する5年以上の実務経験を有する等の要件を満たして登録をすると、「公認 不動産コンサルティングマスター」として認定されます。高度な専門家としての知識と経験から、不動産の資産活用、相続対策や分析に基づいた提案を出来ると認定されています。自身の不動産投資にもその能力は役立ちます。

 

ホームインスペクター(住宅診断士)

住宅の屋根、外壁、小屋裏、床下などの住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視で判断し、メンテナンスすべき箇所や修繕時期、概算費用などを中立的な立場でアドバイスできる専門家です。より安心な不動産取引に繋がり、近年需要が増えている資格のひとつです。建物の構造や設備に関する知識を身につけることができます。投資物件の購入前に、建物の状態を調査して判断することなどに役立ちます。

 

電気工事士

電気設備の工事や取扱いの際に必要な国家資格です。
外注する事無く自身でコンセントやスイッチの交換ができるので、DIY大家さんや自主管理をしている不動産投資家には人気の資格です。

 

不動産投資に役立つマニアックな資格3選 比較表

※2023年10月12日時点の情報です

 

まとめ

各資格をいくつかの項目で比較をしました。それぞれ難易度と得られる知識も違えば、時間とコストも掛かります。自身の習得したい知識や目的によって計画的に学習していく事が不動産投資にも活きてくるはずですので、興味があれば公式サイトなどを調べる事をおすすめします。不動産投資成功の確率を上げる秘訣は、不動産投資家として正しい知識を元に適切な判断が出来る事です。資格・検定を取得することが目的ではなく、より専門的な知識やスキルを身につけ不動産投資を成功に導くことが重要です。

 

 

 

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