新耐震基準（しんたいしんきじゅん）とは？

1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた建物に適用される耐震基準。震度6強程度の揺れにも倒壊しない構造基準として設定されているため、旧耐震基準の建物に比べて耐震性能が優れている。

新耐震基準を詳しく解説

耐震基準とは、地震に耐えられるように建物に定められている基準のことです。新耐震基準は、震度6強程度の揺れにも倒壊しない構造基準として設定されています。

一方、旧耐震基準は、震度5強程度の揺れにも倒壊しない構造基準として設定されています。そのため、新耐震基準の建物は、旧耐震基準の建物に比べて耐震性能が優れています。

新耐震基準の豆知識

耐震基準は大きな地震のたびに強化されています。1978年（昭和53年）に発生した宮城県沖地震をきっかけに大幅に改正をなされました。また、1995年（平成7年）に発生した阪神・淡路大地震の住宅被害を受けて、2000年（平成12年）6月にも大幅な改正が行われ「現行耐震基準」が施行されました。

関連語

旧耐震　：1981年(昭和56年)5月31日以前に建築確認を受けた建物に適用される耐震基準
耐震診断　：建物の耐震性能を評価する検査
耐震補強　：建物の耐震性能を向上させるための工事

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