共同担保（きょうどうたんぽ）とは？

不動産の登記において複数の不動産を担保として設定すること。

共同担保を詳しく解説

共同担保とは、複数の不動産を担保（抵当権）として設定することです。共同担保は、住宅ローンや事業融資などの場合に、融資を受ける側の不動産の評価額が、融資額に満たない場合に用いられます。

共同担保のメリットは、以下のとおりです。

融資額を増やせる
担保の評価額が低い物件でも融資を受けられる

共同担保のデメリットは、以下のとおりです。
複数の不動産を担保として設定するため、債務不履行となった場合は、複数の不動産を失う可能性がある。

共同担保に関連する豆知識

共同担保を設定する場合、各担保物件の担保評価額は、債権額を上回る必要があります。
共同担保を解除する場合は、各担保物件の抵当権を抹消する必要があります。
共同担保のリストを共同担保目録といいます。登記事項証明書を請求する際には、共同担保目録に記載されている事項は、請求のない限り省略されて交付されます。共同担保目録が必要な場合は必要な旨を表示し請求が必要になります。

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登記簿謄本
登記事項証明書
共同担保目録
抵当権

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