簿価

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簿価(ぼか)とは?

不動産投資における簿価とは、不動産の取得価格または取得原価を帳簿に記録したもので、そこから減価償却費を差し引いた金額を簿価と呼ぶ。帳簿価額の略称。

 

簿価を詳しく解説

簿価とは、不動産の取得価格または取得原価を帳簿に記録した金額です。不動産取得時の価格が原価となり、建物は年々価値の現象を減価償却して会計上反映をします。原価から累積の減価償却費を差し引いたものが、その不動産のその時点の簿価となります。簿価は会計上の価格で市場価格である時価とは異なります。

 

簿価に関連する豆知識

簿価は不動産の売却時の譲渡益を計算するときに以下の式のように用いられます。

譲渡所得=不動産の売却価格 -(簿価+譲渡費用)

また相続などで取得した不動産には簿価が不明なものもあります。その場合は売値の5%にあたる金額を簿価とする事が認められています。
売却価格と簿価を比較しながら、売却のタイミングや金額を設定していくので簿価は不動産投資においてはたいへん重要なものだといえます。

 

簿価に関する関連記事

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簿価の関連語

時価

実勢価格

減価償却

譲渡所得税

 

 

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